肉球を太陽に

猫が好き、ゲームが好き、野球が好き。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

サイレントK・特番・文字起こし、その1

えー。 バース・ディを見て
↑こちらの記事見て、思うところがあり、暇にまかせてやっちまいました。番組まるまる文字起こし! (2005/5/10の深夜に放送されたものです)

~バース・デイ~

ナレーション『夢にまで見たプロ野球の世界。マックス147キロのストレートで、なみいる強打者を三振に打ち取り続ける、ひとりのルーキーがいる。彼は生まれつき、難聴という障害を抱えている』

字幕・難聴というハンデを乗り越えて

『この、野球をするには致命的ともいえるハンデを抱えて戦い続ける彼を、人はサイレントKと呼ぶ』

字幕・密着6年 サイレントK

『彼を支えてきた、情熱の源。それは“あの男から三振を奪うこと”』

中日入団会見の席で
インタビュアー「三振したいバッターは?誰でしょう」
石井「ジャイアンツの清原選手と、勝負したいです」

『そしてついに、その時がやってきた』

巨人戦、清原と対決シーン

『憧れの男との初対決。激動のプロ野球に彗星のごとく現れたニューヒーロー。その愛すべき素顔に迫る』

東山氏の画面へ 『今日はひとつ、皆さんに体験をしていただこうと思います。大観衆のスタジアムで今まさに野球の試合中、あなたはピッチャーで、マウンドに立っている。…しかし、あなたの耳には、何の音も聞こえない。すると、こんな感じになります』

音声が消え、野球場の大観衆が映し出される。
大騒ぎしているようだが歓声は聞こえない。
無音の中、バッターボックスの清原がゆっくりバットを振り、かまえた。
ピッチャー石井が投げる、空振り。

ここで音が元通りになり、東山氏の画面へ。

『もしもこの中でバッターに立ち向かい、味方の選手とチームプレイをしなければならないとしたら、あなたは心細く、不安ではありませんか? (立ち上がる)…そんな、静寂の中の孤独という、もう一つの敵と向き合いながら戦い続ける一人の男がいます』

巨人戦の画面。ピッチャー石井。バッターが打ったゴロをさばいてゲッツー。

『4月17日、ナゴヤドーム。一人のルーキーが待望の初勝利をあげた。 中日ドラゴンズ、石井裕也23歳。彼は生まれつき、感応性難聴という障害をかかえている』

大歓声の中、試合終了後のヒーローインタビュー。マイクの物体は中日のマスコット、ドアラ。
インタビュアー「プロ入り初勝利、石井投手です!おめでとうございます」
石井「ありがとうございます」
インタビュアー「プロ初勝利、今の気持ち、どうですか?」
石井「そうですね。今日のピッチングができてよかったですし、自分の気持ちを攻めて…じぶっ… (軽く首を振り、照れ笑いしながら言い直す。緊張しているっぽい)攻めて、頑張りました」
(字幕「自分の気持ちを攻めて頑張りました」)
石井「これからもこの応援をよろしくお願いします!」

大歓声の中、先輩の福留選手と並び、ガッツポーズでカメラマンに答える石井。

『このとき、サイレントKの名が一躍全国に知れ渡った。プロ入りすら危ぶまれた石井の晴れ姿。その姿を誰よりも喜んでいたのは共に障害と闘ってきた両親だった』

字幕・難聴というハンディを乗り越えて…


サイレントK 密着6年の軌跡 CMへ
その2へ続く
スポンサーサイト
  1. 2005/05/12(木) 09:06:33|
  2. 中日
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:2

サイレントK・特番・文字起こし、その2

CM開け

子供時代編


『中日ドラゴンズのルーキー、石井裕也23歳。彼は生まれつき、感応性難聴という障害をおい、左耳では、ほとんど音を聞く事ができない。補聴器をつけた右耳で、わずかに音を拾っている。 両親が息子の異変に気づいたのは、生後10ヶ月の時だった』

両親の画面へ
父・清二さん「あれ、なん…10ヶ月ぐらい?」(字幕、「何ヶ月くらい?」)
母・砂恵子さん「10ヶ月」
父「10ヶ月ぐらいだね。顔、こう合わせてやれば、返事はするんだけど後ろから声かけて、裕也って声かけても、ずっとこっち(下方向)熱中してると思ってたら、実は、要するに聞こえなかったんだよね。その時にね」

石井の子供の時代の写真が次々と映し出される。

『思わぬハンデが発覚した石井だったが、持ち前の明るい性格で、活発に育っていく。そして、幼稚園の時、2歳年上の兄が少年野球をやっているのを見て、野球の虜になった』

父「野球見てて、すぐその、選手の特徴、バッティングとか、こういう真似は好きでしたよね」
母「一番、クロマティだよね、一番クロマティがどうだって…」 (字幕「一番好きなのはクロマティだよね」)
父「クロマティなんか、物まねで出てくるじゃないですか、あの時にね。だからそういうのは結構やってましたね」
母「だから、やっぱり、見て真似をするってのはうまかったですねぇ、結局どこで、その、反応…音で反応できないのを補うかって言うと、やっぱ目で補う…。そこと、あと勘は良かったですね」

高校野球編

1999年7月。石井裕也18歳。高3での高校野球の映像。
『石井が注目を浴びるようになったのは高校3年の夏。神奈川、横浜商工のエースとしてマウンドに立ち、最速142キロの速球と鋭く曲がるスライダーで、5試合で37個の三振を奪い、チームをベスト8に導いた』

円陣を組むナイン

『野球というスポーツは、人一倍、聴覚に頼る要素が多い。チームプレイである連携プレー。そしてなにより、打球音が聞こえないと判断が遅れる、というのが一般的な考え方だが、耳の聞こえない石井は、人並みはずれた洞察力と、身体能力でそれを補っているという』

ピッチャー石井、バッターはバント。石井は捕球後、振り向きざま2塁に送球、塁を進ませない。その背中。

横浜商工野球部、森田監督の映像へ
インタビュアー「打球音に対する反応っていうのはどうなんでしょう?」
森田監督「当初、僕もですねー。ちょっと心配した部分はあったんですが、あのー石井に関しては、正直言って、耳の聞こえる子よりも反射神経だとかなんだとかってのは、抜群のもの持ってますので。(力を込めて)野球センスは何においても抜群ですよ!はい」

試合中、補聴器のオンオフをする石井の映像へ

『しかも驚くべき事実がある。なんと石井は、マウンドに上がる時には、右耳のスイッチを切っている。石井はマウンド上であえて音の無い世界を作り出しているのだ』

当時の石井投手のインタビュー。
練習用グラウンドの隅に座っている黒Tシャツの石井。
「マウンドに入る前に補聴器のスイッチを切って、集中力を高めたいと思います」

球場の応援団の映像へ。球場の大歓声が聞こえる。

『補聴器はどんな音でも、大きく拾ってしまうという特性を持っている。球場の中の喧騒や、せっかくの応援は、大きな雑音となって、石井の頭の中で鳴り響いてしまうのだ』

マウンドに向かう石井。補聴器をオフにしたところで、番組の音声も無音に。

『一人、静寂の中で戦う石井。しかし、これをやってから、投手としての力は格段にアップしたという』

ナレーション以外は無音。投球を終えた石井がベンチに下がり、補聴器をオンにすると、音声も元に戻るという演出。

(注・プロに入ってからは、球場の雑音をカットする試合用補聴器を、名古屋のメーカー、キクチメガネの協力により作っており、試合中のオンオフはしていないと思われる)

『だからといって石井はマウンドで孤独感を味わった事など、一度もないという。何事にもひたむきに取り組む石井。そんな石井を周りの仲間は、常にサポートしてきた』

ピンチ中?なのか、石井を取り囲んで、激励をするナインたち。

球状の外、取材陣に囲まれている石井に付き添う背番号20番の横浜商工のナイン。20番選手、むらがる記者の言葉を聞き取り石井に伝えるなど、取材を仕切っている。

『前向きな性格の彼は、みんなから愛される存在だ』

地区大会でのロッカールーム?やはり取材を受けている石井。
横に立っているナインが大きな口の動きで言葉を伝える
「甲子園は、遠いと思う?」
石井照れ笑い。
小さな声で「そうですね。…それは、わかんない…」

横浜商工・石井の大きな新聞記事。

『この夏の大会の活躍で、石井はドラフト候補にリストアップされた。しかし、数球団がアプローチしてきたものの、やはり難聴がネックとなり、指名はされなかった。石井は社会人野球に進むことになった』

ガクラン姿の石井。なぜかコンビニの前でマイクを突きつけられてる。
「社会人に行って、何年後になっても…プロに、逆指名できるように頑張ります」

社会人編

三菱重工の社内。

『石井が入社したのは、地元の三菱重工横浜。終身雇用が約束されている障害者枠での就職だった。彼はここで、野球にとどまらず、仕事にも前向きに取り組み、職場でも人気者になった』

白衣の先輩OL「あのー、笑顔でやってくれるので、言われた事をちゃんと、こう、あの、嫌そうな顔しないで、ちゃんと嫌そうな顔しないで、ちゃんと快く引き受けて、仕事をどんなことでもやってくれるのでー」

石井のいる部署の映像へ

事務服の先輩OL「嫌とは言わないで、なんでも素直にやってくれます」
取材スタッフ「石井さん、なんか、嫌な事とか…」
先輩OL、隣で作業中の石井の肩を叩いて促す。石井、顔を上げ笑顔でそちらを向く。
取材スタッフ「なんか嫌な事とかあります?なんか言われて…嫌な事とかあります?」
石井「ないですね」
先輩OL「おっ!ホントかなあ~(笑)」
部屋のあちこちから笑い声があがる。
先輩OL「かなり言ってるんですよ~?これをやって、あれをやってって!」
石井「やりたい。自分は、仕事をやりたい」
先輩OL拍手。「お~~~。よろしくお願いします」

グラウンド。三菱重工野球クラブのユニフォームで練習する石井。

『そして、この社会人時代、課題であった体力強化に取り組み、スピードも147キロまで上がり、着実にレベルアップした』

会社の寮。石井が自室で野球中継を見ている。

『石井はプロ野球への夢を諦めていなかった。それは自分の憧れだけの思いではない。自分がプロ野球で活躍する事で同じ障害を持つ人たちに、勇気を持って欲しいと考えていた』

著書「サイレントK~沈黙のマウンド~」が映る。

『石井は5年前に書いた著書の中で、こんなことを書いている。 “アメリカには、聴覚障害者だけを受け入れている大学があるそうです。そこでスポーツをしている学生は「聞こえないために集中力が増すので、むしろ集団球技に向いている」と考えているそうです。耳が不自由な事を、ハンディだととらえず、有利な「武器」に変えてしまう、その姿勢には驚かされてしまいます。日本にも、こういう考えがどんどん浸透してくればいいな、と思います”』

社会人都市対抗大会、別チーム(東芝)の真っ赤なユニフォームを着ているマウンドの石井

『石井は社会人時代に二度、都市大会に補強選手として出場。スピード豊かな左投手として、高校時代より、確実にレベルアップした姿を披露した。あのサイレントKの称号は生きていた』

ドラフト当日の会見席での石井。髪ぼさぼさ。

『そして昨年11月、運命のドラフト会議を向かえた』

その3へ続く その1から読みたい人はこちら

  1. 2005/05/12(木) 10:09:45|
  2. 中日
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

サイレントK・特番・文字起こし、その3

ドラフト

ドラフト会議の映像。
司会「第6順、選択希望選手、中日、石井裕也23歳、投手」

『ついに夢がかなった。しかも、指名してくれたのはセ・リーグの覇者、中日』

入団会見の映像。質問に答える石井「夢が叶ったので、嬉しい気持ちです」

『念願のプロ野球選手になった石井。しかし、両親はこの時、複雑な心境だった。安定が約束された世界から、茨の道へ』

実家の映像へ。
母・砂恵子さん「プロだったらもしかしたら、その、2年3年で駄目になってしまうかもしれないし、ずっと長くいられるのかというと、保障がないわけですよね。だからそれを考えたら今のままのほうが、安定はあるわけじゃないですか。こういうチャンスは本当、絶対無いから、やっぱり、ね。行かせてあげたい、叶えさせてあげたいってのも親心だし、不安もすごいあるわけですよ」

入団会見。ずらりと並ぶルーキーの中の石井。

『だが石井は、自分にしか出来ない夢を選んだ。記者会見で、こんな抱負を語った』

インタビュアー「三振したいバッターは?誰でしょう」
石井「ジャイアンツの清原選手と、勝負したいです」

居酒屋。ドラフト直後に行われたらしい三菱重工野球クラブによる激励会。

『あの清原に、早くも挑戦状を叩きつけた石井。周りの人々に、常に支えられていると感じている石井は、自分の活躍こそ、恩返しになると考えていた。この日、プロの世界に飛び込む石井のために野球部の仲間が、激励会を開いてくれた』

野球部の先輩「これからのほうが大変だと思うんですよ、あいつにとって。だからー…ホント、僕らの分も頑張って欲しいなと思います。」

幹事「今年のドラフトではー!見事に、ドラゴンズから6位指名されて、念願のプロ野球選手、石井選手です!」
石井「これからも1軍を目指して、頑張りたいと思います。5年間、本当にありがとうございました」
わきあがる拍手。

『そして始まったプロ野球選手としての人生。しかしそこには、いくつもの試練が待ち受けていた』

プロ野球編
(字幕・夢のプロ野球人生 訪れた試練・・・)

キャンプ風景。ブルペンで投げる石井を観察している落合監督と森投手コーチ。

『2月、沖縄でのキャンプが始まった。今年の中日は、ドラフトで、なんと6人もの即戦力投手を獲得。激しい投手陣の争いに拍車がかかっていた。石井にとっては初めて体験する熾烈なサバイバルゲーム、耳のハンデはこの世界では当然、関係のない事として扱われる』

森投手コーチ「このハンデのことは野球場にユニフォームを着た以上では、こちらとしては、そういうことでどうのっていうのは考えていないけれども、みんなと同じことは普通にできるし、問題はない。ただ、あの、バントシフトとかそういう時に、指示が聞こえないっていうのは、自分の判断、能力でやるしかないし…」
(注・この森コーチは大変厳しい人なので、ハンデがどうのは考えてないってのも、問題ないと言うのも事実であると思います)

『周囲が一番気にしていたのは、連係プレー。石井は積極的に声を出し、問題の無いことを必死にアピールした』

守備練習風景。自分が捕るという合図の大きな声を上げてゴロを捕る石井。

『チームメイトにも、臆することなく話しかけ、溶け込もうと努力した』
(話しかけているのは井端選手会長か?井端にしては背がでかい気がするが)

4月13日広島戦。

プロデビューの映像へ。

『開幕一軍こそならなかったものの、4月12日、石井は早くも一軍に呼ばれた。そしてその翌日、広島戦でいきなりのデビュー。6回、3対3の同点という、しびれるような場面で、初めて石井はプロのマウンドにあがった。迎えるバッターはカープの主砲、前田』

実況VTR
アナウンサー「落合英二にかわって、ドラゴンズのマウンドには、ルーキー石井裕也です。その石井裕也の初球!バッター前田が打った!大きな当たり!大きな当たり!入ったー!!!」

前田のホームランがスローで再生される。

『高めに甘く入ったストレートを、スタンドに簡単に運ばれてしまった。プロで投げた初めての球がホームラン。まさに、プロの洗礼だった。しかし、中日首脳陣はこの後も石井を使い続けた』

4月17日、阪神戦

『二回目の登板は、4月17日の阪神戦。2イニングを無失点に抑え、プロ入り初勝利を飾った』

4月19日、広島戦

『3戦目は、再び広島戦。5対5の同点。しかも2アウト満塁という絶体絶命のピンチ。横浜の自宅では、両親も手に汗握るこの展開を、心配そうに見守っていた』

広島、新井選手がバッターボックスに立つ。

『迎えるバッターは、若き大砲、新井。一点もやれないこの場面、
1球目は…ストレート(見逃しストライク)

そして、2球目もストレート(バットを止め、見逃しストライク)

この場面でなんとストレート勝負だ。

続く3球目も(レフト側へファウル)
4球目も(ライト側へファウル)
5球目もストレート(ライト側へファウル)
新井も、必死に食らいつく。

そして6球目にはじめてフォーク(ボール)
7球目もフォークだ(真後ろへファウル)

カウントは、ツーエンドワン。
絶対に三振が欲しいこの場面、石井は、勝負に出た』

 高めストレート炸裂。バッター新井、豪快なスイングで空振り三振。

『8球目は内角高めのストレート。あまりにも度胸満点のピッチングで、中日は勝利をものにした。この日石井は、2勝目をあげた』

2度目のヒーローインタビュー。

最初の時とはちがい、おちついて喋る石井。はっきり言葉が聞き取れる。

インタビュアー「それではヒーローインタビューです。勝利投手の石井投手です、おめでとうございます!」
石井「ありがとうございます」

実家のご両親の映像へ。ソファに座り、リアルタイムで中継を見ている。

『両親は、いつもヒーローインタビューで、うまく喋れるかどうか心配しているという』

泣きはしないが感慨深い表情で、じっとテレビ画面を見つめている。

インタビュアー「新井選手の勝負、ストレートでどんどん攻めましたね」
石井「はい。そうですね。攻めていったんですけど、自信を持って攻めていこうと思いました」
インタビュアー「これから、どんなピッチングをやっていこうと思ってますか?」
石井「そうですねぇ。2勝目ですけど、これからも次の試合もありますし、頑張りたいと思います」
インタビュアー「はい。勝利投手の石井投手でした!おめでとうございました」
石井「ありがとうございました」

父「裕也なりに精一杯、答えてるかと思うんですけどね」
母「ドキドキですけど、本人の中でいろいろ考えて、しゃべってるんだろうなあってのと、頑張ってやってるなって感じですね」

『ハンデをおいながらもたくましく成長した我が子に、両親も一安心のようだ』

4月23日。巨人戦

『そして、4月23日、石井は巨人戦を迎えた。対するバッターは3番高橋由伸。一人一殺のこの場面、石井は内角のフォークで見事三振に切ってとった』

4月24日。巨人戦

『そして翌日、ついに石井に念願の時がやってきた。』

入団会見の石井のVTR「ジャイアンツの清原選手と勝負したいです」

『夢にまで見た清原との対決。果たして…!』

清原との対決
(字幕・夢にまで見た対決 サイレントK VS 清原)

CMあけ。

『4月24日、連日の巨人戦の登板となった石井。この日も最初のバッターは3番高橋。しかしライト前にヒットを許してしまう。左対左のワンポイントなら、ここで交代だ。しかし、続くは4番清原。石井が入団会見で、挑戦状を叩きつけた憧れのバッターだ。落合監督は出てこない。ついに石井が夢にまで見た、対決の時がやってきた。“清原対サイレントK”』

清原がバッターボックスへ。 (注・この時は清原500号HR記録リーチ中で、大変注目された対決だった)

『1球目はスライダーが外れて、ワンボール。そして2球目』

実況VTR
アナウンサー「ワンボールから石井第2球目を投げました。打ちました!バットの先っぽだ!右中間に上がってるが、センター、バック!バック!アレックス、ランニングキャッチ!捕りました!アウト!スタートを切っていた由伸はあわてて一塁に戻ります!」

『ひやりとする当たりだったが、センターフライに打ち取った。憧れの男との初対決、4月24日、この日が、サイレントK石井裕也の、もうひとつのバースデイとなった』

石井裕也のコメント。 「プロの中では凄い厳しいですけど、自分で諦めないで、最後まで、精一杯、…自分の気持ちを諦めないで、頑張りたいと思います」

番組エンドロール。

『音の無いマウンドで戦い続けるサイレントK。いつか、ストレートであの清原から三振を奪う、その日を夢見て、石井の戦いは続いていく』

終わりです。
1から読みたい方はこちら
石井裕也の記事のインデックス

  1. 2005/05/12(木) 11:01:01|
  2. 中日
  3. | トラックバック:2
  4. | コメント:4
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。