肉球を太陽に

猫が好き、ゲームが好き、野球が好き。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

「バクマン。」の「岡嶋二人」

バクマン。あのデスノートを作った漫画家と原作者がふたたびタッグを組んで送り出している、未来の傑作。

そこに書かれている内容は、少年二人が漫画家と原作者でコンビを組んで少年ジャンプでデビューするというストーリー。

もうね。これ、読むの辛いんだ。面白いんだけど、胸がきゅーーーーっと締め付けられるような切ない思いで一杯になる。

なぜかというと、どうしても「おかしな二人」とオーバーラップしてしまうから。

岡嶋二人

ちょっと昔、岡嶋二人という小説家がいました。誘拐事件を得意とする推理小説の作家でかなり売れました。

ペンネームからもわかるとおり、執筆担当&ストーリー担当の、ふたりの人間のコンビ名です。

岡嶋二人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

岡嶋 二人(おかじま ふたり)は日本の推理作家であり、井上泉(いのうえ いずみ、1950年~、多摩芸術学園映画科中退)と徳山諄一(とくやま じゅんいち 、1943年~、法政大学経済学部中退)によるコンビのペンネーム。名前の由来は「おかしな二人」。

二人の出会いから小説家デビューまでの道のり、そこからの苦悩を執筆担当の井上氏がすべてをさらけ出した自伝小説。それが「おかしな二人―岡嶋二人盛衰記 (講談社文庫)」です。

亜城木夢叶と岡嶋二人

バクマンは原作者のがもう大場つぐみと、作画の小畑健が自らの経験を生かして書いている。それはもちろんわかってる。だけど、

亜城木夢叶が岡嶋二人に
高木秋人が徳山諄一に
真城最高が井上夢人に
かぶってかぶってしょうがないのです!

先に小説書こう!と誘ったのは原作者。
誘われたのは執筆者。
アイデアを次々に出してリードしていったのは原作者。
恋人(妻)のために早く小説家で一旗あげたかったのは執筆者。
二人ともずぶの素人。小説の書き方なんて全くわからない。

執筆者の井上氏は、大量に読むだけではなく、勉強にしたい小説を丸ごとノートに書き写して小説の書き方を学んだそうです。

そして二人は頭が良くてとっても器用だけど、天才肌ではなく凡人なんです。素人が芥川賞をめざすところから始まって、自分たちにできることはなんだ、作れる作品はなんだ、俺たちのアピールポイントは何だ、他の奴らが書けないことはなんだ、まだ書かれていないテーマを探せ、と、二人で一心同体にあがいてあがいて、作品を作り出していくんです。

いやもうここらへんすごく熱い。バクマンの子達とちがって、すでにドロップアウト済み、大学中退でぶらぶらしてるニート(ヒッピー)ですからね。追い詰められるどころか、すでに世間から捨てられたような状態で、必死で小説家を目指します。熱いです。

結果、彼らは芥川賞を逃すものの、作品を評価されてとんとん拍子に文壇デビュー。コンスタントにヒット作を出す中堅作家になります。

多分人生で一番楽しかった頃だと思う。自分たちの作りたいことが湯水のようにわきあがってくる、考えたことが面白い形にちゃんとなって、評価もされる。世界が広がり、金も入ってくる。

今の「バクマン。」見てると、ああきっと「岡嶋二人」もこんな感じだったんだなあと、強烈に思い出してしまうのです。

でも「岡嶋二人」は崩壊します。

「岡嶋二人」から「おかしなふたり」へ

蜜月は長くは続かない。
歯車が狂いだします。

もうね、ここからが辛いのなんの。

まず執筆者。自身のことなので、書かれてはいないけど。
おそらく、作品量産による文章力が向上。小説を書く上での構成力もぐんぐんあがって、小説家としての才能が順調に伸びていったはずです。

対して原作者。持っていた知識やアイデアが、次々と小説化されたりボツになったりで、引き出しの中身が空っぽになっていきます。しかし簡単に補充できるもんでもない。

会って話すというプロット作業をしていたので執筆作業をやっていない。ゆえに、作品を形作る生の刺激に触れてない。だからそこから派生するアイデアやプロットができにくい。鈍っていく一方だったと思う。小説家の片割れとしてデビューはしても、小説家としての才能は相方より伸びていないわけです。

相方がアイデアを出すのを待っていては締め切りが守れない。仕方なく自力で書き出す執筆者。

それに甘えてさらにサボる原作者。ギャラは折半。何もしなくても原稿料は入ってくる。ある意味勝ち組だ。(相方が書き上げたものを読んで自信喪失したりもしたんだろうと思うけどね)

このため、執筆者はお前も一回文章を書いてみろと頼む。しかし原作者の腰は重い。「わかった次ね」と言いつつ時間だけが過ぎる。

二人の関係にひずみが生じ、ひび割れて亀裂になり、溝は谷に姿を変え、どんどん深くなっていきます。

しかし、互いに強く結びついているのでコンビが解消できない。何度も何度も話し合う。「次こそちゃんとする」と口だけの原作者、うっすら裏切られるのをわかっていても信じようとする執筆者。

互いに互いを凄い奴だとめちゃくちゃ尊敬してんですよ。相方がいなかったら今の自分はいないと確信してるんです。だからどんなに腹を立てても、見限るべきだとわかっていても、決別することができないんです。

離れるべきだとわかっていても別れたくない。

泥沼恋愛小説のようなんです。文庫のあとがきにも書かれてるけど、これを読んだ人誰もが思うはず。ここらの執筆者の心境吐露は、ヒモニートになった駄目男を支えるけなげな若妻のようです。

クラインの壷 (新潮文庫)岡嶋二人の最高傑作は「クラインの壷」
(あんまし関係ないけど、逆転裁判のエピソード「倉院のつぼ」というタイトルは、この作品のオマージュだと私は固く信じてる)
これはこの時期に書かれたもので、執筆者がほとんど一人で書き上げました。「おかしなふたり」中盤は、この作品を書くための苦労がこんもり詰め込まれてます。爆発寸前の追い詰められた状態で書かれたものが、こんなにも面白くなるのだから皮肉ですね。

どんなふうに書かれていったのか、それは読んでのお楽しみということで、詳しくは書きませんが。ネタバレもすごいので、クライン読んでから推奨。

バクマン。

 

実際のバクマン作家コンビは、「絵が下手なゆえに諦めざるを得なかった元漫画家」と、「自身のアイデアではヒットを作れないが絵のうまさではトップクラスの漫画家」という、互いに別々の場所で失敗を重ね、弱点も知っているコンビなので、岡嶋二人とは違う。これまで一人でやってきて、業界の酸いも甘いも知っているからビジネスライクに割り切れる。その上で、相手はこうしたいんだろうな、という意図を汲みあうことができる良い関係なんだと思う。ま、コンビじゃなくて、原案一人、作画一人と、各個人の名前でやってるんだから当たり前ですが。

でもバクマンで書かれている亜城木夢叶は岡嶋二人と同じく「ふたりで一人」どっちかが躓いたら、火の粉がかかるどころじゃない、一緒に黒焦げになってしまう。

もう、「おかしなふたり」を読んだのは何年前かも覚えてないくらいなのに「バクマン。」読むと、ぐわわわわと記憶がいちいち揺さぶり起こされるんですよね。

高木秋人が、ネームを渡した後、必死こいて原稿書いてる最高の横で漫画読んでたりすると、「おかしな二人」的な匂いを感じて切なくなり、その後ちゃんと手伝ってるのを見て安心する。

ボツになっても諦めずに、ネーム100本作ると言い出す高木秋人を「偉い!それに比べ岡嶋の相方は・・・」とか思ってしまう。

これからの「バクマン。」原作と作画のスタンスの違い。その違いから来る苦悩も、きちんと書いてくれそうで、とっても期待。

最後に。

たいした努力もせず勉強もせず、有名作品の劣化コピー漫画書いてる中途半端な漫画家の卵たち。

冒頭の細切れのアイデア考えただけでストーリーも展開も作画者まかせで原稿料半分かっさらう大物原作者や、原稿チェックも一切しなかったくせにあとから口出して打ち切らせたりする怠慢原作者。

バクマン。は、赤裸々なジャンプ編集部の描写や、ジャンプ体制の不満や指摘など、そういう現実とリンクしてる部分が目立ってるけどさ。

ひたすら努力し目標に向かって驀進する真城最高と高木秋人の姿は、漫画業界にはびこるこういう困った人たちへの強力な皮肉や非難にも思えて、なかなか興味深いです。

おかしな二人―岡嶋二人盛衰記 (講談社文庫)おかしな二人
―岡嶋二人盛衰記
(講談社文庫)

バクマン。 3 (ジャンプコミックス)バクマン。 3

スポンサーサイト

テーマ:週刊少年ジャンプ全般 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2009/07/03(金) 21:21:00|
  2. 読み物とか
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ブランコさん凄すぎっす!

<広島>0-3X<中日>

ブランコが3ランで、サヨナラ。

森野を目の前で敬遠されて、プライドを傷つけられ、怒っていたように見えたのに、実際は冷静に「ゲッツー狙いのインコースが来るからそれを狙っていた」という。

どこまで、急成長するつもりだブランコよ。

今日も得点には結びつかなかったが、巨体を揺らして全力疾走。一塁にすべりこんでチャンスを作った。こないだのヤクルト戦で見せた見事な走塁といい、打撃と守備に続いて、走塁までうまくなってる。

それに加えて、ついに戦術意識までここまでのレベル。もうちょっと成長ゆっくりでいいよ。ブランコー。

善戦しているはずの藤井がイマイチに見えるのは、ブランコというとてつもない急成長株の化け物が傍にいるからだと思う。今年の爆死走塁の歴史は、福留のショート時代と同じように将来笑い話にして語ってやるから藤井はマイペースで成長していけばよし。

ああ、なんて今年の中日は面白くて楽しいんだろう。3位なのにね。

河原も中日初勝利おめでとう。この甦り不死鳥枠も、落合中日の伝統になりつつあるよね。

あまりのかっこよさにビビるくらいいい顔してる。今の河原。CSとか、日本シリーズでさらに伝説作りそうで期待します。


ところで、試合終わったあと阪神巨人戦見てて思ったんだが・・・

阪神はかなりつらい局面に立っている。面子はかわってないのに別人のチームになってる。

かなり思い切った建て直しが必要なんだけど、でも、ファンの熱狂やしがらみが多すぎて、いろいろなことを思い切って変えられず、今のまま耐え忍んでゆっくり沈んでいくしかない。・・・・・というように見える。

ここから横浜を追い越して最下位になるくらいの極限にまでいかないと、作り変えるのは無理なんじゃないか・・・?

岡田っちも、あと一年監督やって、むちゃくちゃ改造して、思い切って連続フ(略アレとかしちゃってから勇退したほうが良かったんじゃないのかな。

なんか巨人より、阪神相手が一番燃えたよなー・・・。

  1. 2009/07/11(土) 00:46:00|
  2. 中日
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

ドラクエ発売だって

ドラクエ?何それ。

ま、予定通りに発売できたのはおめでとう。

兄に一万でDS売り払っちゃったから、関係ないもんね

次は据え置きで出しやがれい!

最近ゲーム買ってないなあ・・・寂しい。

  1. 2009/07/11(土) 22:18:00|
  2. ゲーム全般の話
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

オールスターのホームランダービーの投票結果

両方とも出場するのは、パは中村、セはブランコ。
当然だろう。この二択しか考えられないからね。と思ってたら・・・

投票結果見てたまげました。

広島で開催される方、ブランコではなく栗原が一位なんですよ。
一方、パリーグ。札幌ドーム開催試合では稲葉が二位で選出されましたが、ぶっちぎりで中村が一位です。この違い・・・。とほほすぎる。

12球団の4番の中で一番成績低いんじゃないか?栗原は。

この成績でホームラン競争?選出で我慢しろよおおお!選出自体もありえない成績なのに。
こんなんで出ても針のむしろじゃねーか。

毎年、開催球団の私物化・球宴ジャックが問題になってるのに、ちっとも改善しないのな。

去年の楽天なんて、選ばれた選手が悲壮な顔して出場辞退するかしないかという騒ぎになったと言うのに。そらつまんなくなるわ。オールスターなんて。

今、とてつもない不調で大連敗してて、ファンが怒り心頭な広島ですが。この状態でオールスターですか。

打率

得点

安打

本塁打

塁打数

打点

出塁率

長打率

ブランコ

.292

53

91

25

177

68

.342

.567

栗原

.235

30

62

11

106

38

.313

.402

こうしてみると改めて酷いな栗原。どっか痛めてんのか?

  1. 2009/07/16(木) 19:39:00|
  2. 中日
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

巨人と3.5ゲーム差!

横浜 3-6 中日

ついこのあいだ、2位ヤクルトに3.5ゲーム差!偉いぞー!

と言っていたら、あれよあれよとヤクルト追い抜いて、1位の巨人に3.5ゲームまで詰め寄ってしまった。

しかも若手使いまくりで。

一回抜いて、また追い越されて、追い抜き返してシーズン終了とかになったら嬉しいなあ。

今日もちょこまかミスしたのに、横浜が助けてくれて勝てた。

TBSニュースバードのアナウンサーがやたら嫌味なしゃべり方をするので、負けたくないなあと思ってたら勝った。ああ良かった。(横浜が勝ち越したらはしゃいで暴言吐きそうだった。つか、横浜の選手にも苛立ってきついこと言ってて、すごく不快だった。横浜OBが言うならいいけどさあ・・・)

ブランコのことを、「低目が苦手だから低めに投げときゃ安全」とか言ってるし。低め大好物だっての!前半のブランコHRはほとんどが、低目を救い上げたら、スタンドまでライナーで飛んでいきました的なHRですってば。ちょっと前まで、高めインコース投げときゃ安全っていう穴だらけのバッターだったのに適当なこと言うなや!

おまけに、例の疑惑のHR判定についてもひどかった。
フェンスのてっぺん(黄色のライン)に当たって超えたボールが、バックスクリーンに当たって跳ね返ってきたんだけど「黄色のラインに当たったから二塁打です!断言します!HRではありません!」と何度も言っていた。でも・・・

上り竜、Gと3・5差 不利な判定、走塁ミス…好調打線がカバー
四回、先頭のブランコの打球は、中堅フェンスとバックスクリーンとの境目を示す黄色の線の上に当たったようにも見えたが、二塁塁審・有隅は「ラインの下だった」と判定した。

審判判断が「打球がラインの下に当たった」だっただけで、ハマスタのスタジアムルールじゃ黄色ライン当たっても上を超えたらHRじゃねえかああ!!!
勝手にオリジナルルール作っちゃ駄目だろ。適当な仕事してんじゃねえ!

しかし、ブランコの打球速度早すぎるわ。あれじゃ審判が判断ミスるのもしょうがない気がする。振り返って小走りしつつ目を凝らしたら、もうグラウンドに跳ね返ってきていた、みたいなもんでしょあれ。

ビデオ判定あってもいいんじゃないかな。
あ、でもブランコのHRって、百戦錬磨のカメラマンが追えずに打球見失うことが多いから、あんまし関係ないか・・・。

  1. 2009/07/20(月) 00:20:00|
  2. 中日
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。