肉球を太陽に

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桐野夏生は面白かった


桐野夏生を最初に知った本。

すっげー前。でもってなぜP.Dジェイムズと同一視して避けてたかと言うと、女性探偵ものを書く骨太女性作家という部分に加えて、このタイトルのセンスの良さ!これが似ていると思ってたのね。だからこれまで桐野夏生はタイトルを楽しむ作家としてチェックを欠かさない作家だったんですよ。中身読まないで。

P.Dジェイムズのタイトルのセンスの良さはすっごいの。
「皮膚の下の頭蓋骨」「女には向かない職業」「ナイチンゲールの屍衣」etc…
ため息つくほどかっこいいでしょ。タイトルの良さに惹かれて、購入したり借りたりして読んで「うあ、合わない…」とうんざりする、を何度も繰り返した作家さんなのです。
(文字が入ってこないというだけで、ほんと合わないだけ。他にこの手の「合わない作家」には、御大ディーン・R・クーンツがいます)

とゆーわけで、
残虐記読んでやっぱり合わないのかと思いつつ、借りてきた桐野夏生本。

即効完読。おもしれーじゃん!

女ならでは読み方なんだろうけど、友人を思い浮かべましたね。
出てくる女にはある意味ステレオタイプが揃ってるので。

■主役のミロはかっこつけ女。他人を見おろして「他人と私は違う」って勝手に悦に入ってるタイプ。気に入られた人間は「私と似た匂い」という後出しオプションをこっそりつけられます。普段は大人しいがヒステリー持ちなので傷をつつかないこと推奨。下手に近づくとめんどくさいタイプ。
■耀子は単純なミーハー女。他人にすごいと言って欲しいという原動力で生きてるタイプ。行動力と人脈はすごいが、浅い。何もかもが浅いと他者に見抜かれてるけど気づいてないふりで進むのみ。華麗なライフスタイルに執着するが愛着はない。
■ゆかりは理想の自分に酔って、現状に文句だけ言ってるタイプ。自分がちやほやされないのは世間のせい。ちやほやしてくれる男が好き。ちやほや美味しい思いをするためには見も心もささげます。ポリシー無し。

うはーいるいるーw。
私もおもいきり当てはまりますw
OUTもステレオタイプが揃ってるけど、あそこまで全員違うタイプを同じ事件に向き合わせるという、あざとい出し方じゃないので、感情移入しやすかったっす。

探偵ものと思ってたけど、探偵ではなかったです。
親友が一億円を持って逃げたせいでうたがわれて、親友の行方を探し出して自分の身の潔白を晴らさねばいけなくなったというシンプルな話です。

ボディピアッシングとか、ナチスとか、死体愛好家とか、裸乱舞とかの恥美系趣味とか、いろいろ出てくるけど、あんまりディープじゃなくて、さらりと流してるからこういうの駄目でも、大丈夫。

死体愛好家の「どうしても我慢できない一連の行動」には笑ってしまった。
いやいや、我慢しろよwww
我慢しなきゃ駄目じゃんwww
何やってんのwwww
と、たくさん突っ込みたい気分。かわいいよね。
この手の人はほんとうにもう。
「なんであいつら、あんなにこうなのかしら」(byワンピのナミ)って感じ。
ミロがまじめに推理してるから余計におかしくて。

作家って初期ものがやっぱ面白いな。

次はハードボイルダー固ゆで卵で行こう! のしゃおさんお勧めコナリー読むぜ。
「とにかく読もう、マイクル・コナリー」
「わが心臓の痛み」があったので借りてきた。

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  1. 2006/10/28(土) 02:28:15|
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