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サイレントK・特番・文字起こし、その3

ドラフト

ドラフト会議の映像。
司会「第6順、選択希望選手、中日、石井裕也23歳、投手」

『ついに夢がかなった。しかも、指名してくれたのはセ・リーグの覇者、中日』

入団会見の映像。質問に答える石井「夢が叶ったので、嬉しい気持ちです」

『念願のプロ野球選手になった石井。しかし、両親はこの時、複雑な心境だった。安定が約束された世界から、茨の道へ』

実家の映像へ。
母・砂恵子さん「プロだったらもしかしたら、その、2年3年で駄目になってしまうかもしれないし、ずっと長くいられるのかというと、保障がないわけですよね。だからそれを考えたら今のままのほうが、安定はあるわけじゃないですか。こういうチャンスは本当、絶対無いから、やっぱり、ね。行かせてあげたい、叶えさせてあげたいってのも親心だし、不安もすごいあるわけですよ」

入団会見。ずらりと並ぶルーキーの中の石井。

『だが石井は、自分にしか出来ない夢を選んだ。記者会見で、こんな抱負を語った』

インタビュアー「三振したいバッターは?誰でしょう」
石井「ジャイアンツの清原選手と、勝負したいです」

居酒屋。ドラフト直後に行われたらしい三菱重工野球クラブによる激励会。

『あの清原に、早くも挑戦状を叩きつけた石井。周りの人々に、常に支えられていると感じている石井は、自分の活躍こそ、恩返しになると考えていた。この日、プロの世界に飛び込む石井のために野球部の仲間が、激励会を開いてくれた』

野球部の先輩「これからのほうが大変だと思うんですよ、あいつにとって。だからー…ホント、僕らの分も頑張って欲しいなと思います。」

幹事「今年のドラフトではー!見事に、ドラゴンズから6位指名されて、念願のプロ野球選手、石井選手です!」
石井「これからも1軍を目指して、頑張りたいと思います。5年間、本当にありがとうございました」
わきあがる拍手。

『そして始まったプロ野球選手としての人生。しかしそこには、いくつもの試練が待ち受けていた』

プロ野球編
(字幕・夢のプロ野球人生 訪れた試練・・・)

キャンプ風景。ブルペンで投げる石井を観察している落合監督と森投手コーチ。

『2月、沖縄でのキャンプが始まった。今年の中日は、ドラフトで、なんと6人もの即戦力投手を獲得。激しい投手陣の争いに拍車がかかっていた。石井にとっては初めて体験する熾烈なサバイバルゲーム、耳のハンデはこの世界では当然、関係のない事として扱われる』

森投手コーチ「このハンデのことは野球場にユニフォームを着た以上では、こちらとしては、そういうことでどうのっていうのは考えていないけれども、みんなと同じことは普通にできるし、問題はない。ただ、あの、バントシフトとかそういう時に、指示が聞こえないっていうのは、自分の判断、能力でやるしかないし…」
(注・この森コーチは大変厳しい人なので、ハンデがどうのは考えてないってのも、問題ないと言うのも事実であると思います)

『周囲が一番気にしていたのは、連係プレー。石井は積極的に声を出し、問題の無いことを必死にアピールした』

守備練習風景。自分が捕るという合図の大きな声を上げてゴロを捕る石井。

『チームメイトにも、臆することなく話しかけ、溶け込もうと努力した』
(話しかけているのは井端選手会長か?井端にしては背がでかい気がするが)

4月13日広島戦。

プロデビューの映像へ。

『開幕一軍こそならなかったものの、4月12日、石井は早くも一軍に呼ばれた。そしてその翌日、広島戦でいきなりのデビュー。6回、3対3の同点という、しびれるような場面で、初めて石井はプロのマウンドにあがった。迎えるバッターはカープの主砲、前田』

実況VTR
アナウンサー「落合英二にかわって、ドラゴンズのマウンドには、ルーキー石井裕也です。その石井裕也の初球!バッター前田が打った!大きな当たり!大きな当たり!入ったー!!!」

前田のホームランがスローで再生される。

『高めに甘く入ったストレートを、スタンドに簡単に運ばれてしまった。プロで投げた初めての球がホームラン。まさに、プロの洗礼だった。しかし、中日首脳陣はこの後も石井を使い続けた』

4月17日、阪神戦

『二回目の登板は、4月17日の阪神戦。2イニングを無失点に抑え、プロ入り初勝利を飾った』

4月19日、広島戦

『3戦目は、再び広島戦。5対5の同点。しかも2アウト満塁という絶体絶命のピンチ。横浜の自宅では、両親も手に汗握るこの展開を、心配そうに見守っていた』

広島、新井選手がバッターボックスに立つ。

『迎えるバッターは、若き大砲、新井。一点もやれないこの場面、
1球目は…ストレート(見逃しストライク)

そして、2球目もストレート(バットを止め、見逃しストライク)

この場面でなんとストレート勝負だ。

続く3球目も(レフト側へファウル)
4球目も(ライト側へファウル)
5球目もストレート(ライト側へファウル)
新井も、必死に食らいつく。

そして6球目にはじめてフォーク(ボール)
7球目もフォークだ(真後ろへファウル)

カウントは、ツーエンドワン。
絶対に三振が欲しいこの場面、石井は、勝負に出た』

 高めストレート炸裂。バッター新井、豪快なスイングで空振り三振。

『8球目は内角高めのストレート。あまりにも度胸満点のピッチングで、中日は勝利をものにした。この日石井は、2勝目をあげた』

2度目のヒーローインタビュー。

最初の時とはちがい、おちついて喋る石井。はっきり言葉が聞き取れる。

インタビュアー「それではヒーローインタビューです。勝利投手の石井投手です、おめでとうございます!」
石井「ありがとうございます」

実家のご両親の映像へ。ソファに座り、リアルタイムで中継を見ている。

『両親は、いつもヒーローインタビューで、うまく喋れるかどうか心配しているという』

泣きはしないが感慨深い表情で、じっとテレビ画面を見つめている。

インタビュアー「新井選手の勝負、ストレートでどんどん攻めましたね」
石井「はい。そうですね。攻めていったんですけど、自信を持って攻めていこうと思いました」
インタビュアー「これから、どんなピッチングをやっていこうと思ってますか?」
石井「そうですねぇ。2勝目ですけど、これからも次の試合もありますし、頑張りたいと思います」
インタビュアー「はい。勝利投手の石井投手でした!おめでとうございました」
石井「ありがとうございました」

父「裕也なりに精一杯、答えてるかと思うんですけどね」
母「ドキドキですけど、本人の中でいろいろ考えて、しゃべってるんだろうなあってのと、頑張ってやってるなって感じですね」

『ハンデをおいながらもたくましく成長した我が子に、両親も一安心のようだ』

4月23日。巨人戦

『そして、4月23日、石井は巨人戦を迎えた。対するバッターは3番高橋由伸。一人一殺のこの場面、石井は内角のフォークで見事三振に切ってとった』

4月24日。巨人戦

『そして翌日、ついに石井に念願の時がやってきた。』

入団会見の石井のVTR「ジャイアンツの清原選手と勝負したいです」

『夢にまで見た清原との対決。果たして…!』

清原との対決
(字幕・夢にまで見た対決 サイレントK VS 清原)

CMあけ。

『4月24日、連日の巨人戦の登板となった石井。この日も最初のバッターは3番高橋。しかしライト前にヒットを許してしまう。左対左のワンポイントなら、ここで交代だ。しかし、続くは4番清原。石井が入団会見で、挑戦状を叩きつけた憧れのバッターだ。落合監督は出てこない。ついに石井が夢にまで見た、対決の時がやってきた。“清原対サイレントK”』

清原がバッターボックスへ。 (注・この時は清原500号HR記録リーチ中で、大変注目された対決だった)

『1球目はスライダーが外れて、ワンボール。そして2球目』

実況VTR
アナウンサー「ワンボールから石井第2球目を投げました。打ちました!バットの先っぽだ!右中間に上がってるが、センター、バック!バック!アレックス、ランニングキャッチ!捕りました!アウト!スタートを切っていた由伸はあわてて一塁に戻ります!」

『ひやりとする当たりだったが、センターフライに打ち取った。憧れの男との初対決、4月24日、この日が、サイレントK石井裕也の、もうひとつのバースデイとなった』

石井裕也のコメント。 「プロの中では凄い厳しいですけど、自分で諦めないで、最後まで、精一杯、…自分の気持ちを諦めないで、頑張りたいと思います」

番組エンドロール。

『音の無いマウンドで戦い続けるサイレントK。いつか、ストレートであの清原から三振を奪う、その日を夢見て、石井の戦いは続いていく』

終わりです。
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石井裕也の記事のインデックス

  1. 2005/05/12(木) 11:01:01|
  2. 中日
  3. | トラックバック:2
  4. | コメント:4
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コメント

モカさん、すごいですね

文字だけでも、感動が伝わってきました。
サイレントK石井投手の試練は始まったばかり
ですが、あの速球を見ていると必ずエースの座に
つく逸材だと思います。
これからも、プロの洗礼が待ち受けていると思い
ますが、清原との対決で自信がつくといいですね。
  1. 2005/05/13(金) 09:59:18 |
  2. URL |
  3. ギンタロウ #-
  4. [ 編集 ]

去年の日本シリーズ直後から日本を離れてるので、こーゆーのすっごく嬉しいです!
ネット上のニュースしかないので。
もうすぐドミンゴと野口が復活しそうだから、石井も踏ん張って一軍死守してほしい!
ちょっとお疲れ気味なので酷使も困りますけど・・・
僕は川上→中田、山本→石井、岩瀬→金剛
で継承して欲しいと願っております!
  1. 2005/05/13(金) 12:58:16 |
  2. URL |
  3. 夢野球作 #hbEJgXEU
  4. [ 編集 ]

私もじっくり・・・

こんにちは~。
実は昨日 試合そっちのけで読んでましたw
映像では見てたけど目で読むともっと頭の中に
入ってくる気がしました。
ほんとお疲れ様ですm( __ __ )m

石井裕也を応援してらっしゃる方には彼と同じような
障害をもつ方も多くいらっしゃるんですね。
彼の活躍する姿が多くの人に勇気を与えてるんだなと
改めて思いました。
これからも もっと頑張って欲しいですね^^
もちろん ドラゴンズもww
  1. 2005/05/13(金) 15:20:46 |
  2. URL |
  3. そふぃあ #-
  4. [ 編集 ]

>書いてみた感想を、今更ここで。
個人的には、広島2戦目での名勝負は2回目の前田との対決(フォアボール)だと思うんですが
番組的にはスリーアウトの場面のほうが美味しかったのかな~
でも新井対決も十分見ごたえありましたね。清原との対決も新井対決のおかげであっけなさすぎに感じました。

>ギンタロウさんへ
次は清原対決で空振り三振ですね。エースにもなってほしいけど
私は、かつての岩瀬を越える中継ぎエース→抑えでもいいかなと思ってたり。
最初は、先発行って欲しいと思ってたんですが、最近の打たれっぷりを見ると
中継ぎで見返してやれ!とも思ったり。

>夢野球作さんへ
喜んでいただけて嬉しいですわ~。
昌兄ぃの後継者ですか。みんな石井に思いきり夢を見てるんですね。
ドミンゴが帰ってくるのは嬉しいけど、愉快な奴だしウッズショック吹き飛ばしてくれそう。
でも石井が二軍に落ちるのは嫌だ~~~~~

>そふぃあさんへ
私も映像見てたときは「なんでバースデイ?」だったのに
文字に起こしてみて、憧れの清原と初対決したのが
夢がかなったバースデイ(石井のプロ選手としてのバースデイ)だったんだ!と驚愕。
聴力と言う情報量は多くても、集中力や理解力がないと、ほんと意味ないですよね。
ちょっと反省。
  1. 2005/05/13(金) 19:05:14 |
  2. URL |
  3. モカ #-
  4. [ 編集 ]

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