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「江古田ちゃん」と「モテキ」両方読むと面白いかも

モテキ 1 (1) (イブニングKC)モテキという漫画読んだ。もてない男が、いきなりモテはじめてあたふたする話です。

いるいるいるいる。こういう男いるいるいる!

ちょっと仲良くなったところで、意識しすぎちゃって全てを駄目にする男。そして「俺はこんなに頑張ったのに」と叫ぶ主人公。いるいるいるいるいる。

目から出ているのは汗、俺は独りで生きていけるんだ-久保ミツロウ『モテキ』1巻 (牧情)

それはもうこの物語の主人公である幸世は自分の脳みそがそのままトレースされているのではないかと思うくらいに。

そうか。男から見てもこの主人公はリアルなのか。

主人公、ルックス悪くは無く、性格も悪くも無く、背も高くて、服装センスも生活スキルも悪くない。彼女なんて普通にできるだろうという感じ。

ほんと、女に言い寄られてもモテても全然おかしくない。メガネかけてて、ロックフェスとか行っちゃってて、クールぶっててさ、いや、こういうタイプもてるだろ、普通にってすごく思う。
でも、「この主人公と付き合えるか?」という話になったら、大半の女性が「無理」と言いそうだ。ここらへんが絶妙。

この作品は、男目線なので、女たちは基本的に「思わせぶりの酷い女」として書かれている。でも、主人公だけが一方的に好きになって気を使っているのではなく、女側もちゃんと主人公に好意を持ち、気を使い、困り果てた末に逃げている。

男性が読んでも、これじゃ女が逃げてもしゃーねえだろうなと思わざるを得ないのではないかと思う。この絶妙さ!クラクラきます。

特に「いっちゃん」のエピソードがリアルすぎる。確実に惚れさせる瞬間作ったのに、翌日の不自然極まりない態度で「やっぱり無理!」になる流れ。

「好き」って気持ちを相手に見せるのは「恥」とか「負け」とか考えてるのかもしんないけどさ。予防線張りまくった上に、「俺はこんなふうにちゃんと気を使える男なんだぜ」っていうアピール。そら引くわ。

女「好意を持つ」≠「好き」(興味63好意63好き)
男「好意を持つ」=「やりたい」(興味=好意=やりたい)
しかし、簡単にやらせる尻の軽い女は好きじゃないという矛盾。
この果てしなく深い溝。
「好き」=「やりたい」は男女とも同じではあるのだけど。

なんだかんだいって、片思いでうじうじして、好きな男の前でギクシャクする少女漫画の主人公と似てる。キーワードは自分の気持ちが一番優先。傷つくのが怖い。

少女漫画だったらなんだかんだいって誤解は解けてうまくいくんだけどねー(うーんファンタジー)

女にとっての「恋」は、強烈な母性本能、お姫様願望、自己陶酔、依存、夢、いろんな物が交じり合っているカオスなブラックホール。ここを避けて、付き合う(やる)というのは避けられませんよ、幸世さん。


ちなみに巻末漫画も吹いた。
いるいるいるいるいる、誰とははっきり出てこないけど、いるいる!!!

家族自慢、趣味自慢。バンドやってます。自分がプロ漫画になるとは思わなかった謙遜(?)。吹き出し外の自分突っ込み
僕の小規模な生活 1 (1) (モーニングKC)いるいるいるいる!!

ああいうの読んだ時に思う、もやもやした感覚(嫉妬とも違う)は、自分だけが思ってたわけではなかったのね。

それと「僕の小規模な生活」の作者も思い浮かべました。あんな作風だけど、実際はこんな風だったりして、みたいな。


この作品の女性たちは、江古田ちゃんに「猛禽」って呼ばれる類の女。モテキの主人公も、江古田ちゃんに出てきても遜色ない感じ。

何ヶ月か前のアフタヌーンで、色気も化粧気もなくて、背が低くて非美人で、さばさばしてて、でも数多い男友達の中から高レベルの男といつのまにか付き合いだして、しかも相手のほうがメロメロ、という「真の猛禽」が出てきたんですが、(それ読んだ時は「のだめだ!」と思った)いっちゃんもここに入るタイプ。

「相手がいないなら俺が相手してやってもいいかな」なんておこがましい。ちゃんともてるんだぞ、いっちゃんタイプの女は。それも男気のあるいい男にモテる。マジで

臨死!!江古田ちゃん 3 (3) (アフタヌーンKC)話がそれたけど、主人公は「猛禽」が食らいつくレベルなんだから、男としちゃ確実にイケてるんだよ。でも主人公自覚ないから空回る。もったいない。

あ、でも猛禽かそうでないかは、男からしたらわかんないもんだろうしな。難しいな。

臨死!!江古田ちゃん 3 (3) (アフタヌーンKC)


少女漫画 (クイーンズコミックス)でもって、モテキの作者は女性。
でもペンネームはやっぱり男名。

男名(もしくは性別不詳)でないと、まず読んでもらえないし、変な先入観持たれちゃうらしいです。

だから巻末で私は女だーと元気にカミングアウトしてるのはなんとなく嬉しかったです。

  1. 2009/03/26(木) 19:55:00|
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