肉球を太陽に

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高橋大輔VS織田。男子フィギュアが熱すぎる

高橋が好きだ。この人本当にすごい。

選手として熟しに熟してきている。大怪我のブランクあってこれってすごい。

何がすごいって、この人はスケートをしてるんじゃなくて、終始踊ってるんだよね。氷の上で。

足の爪先から頭まで波打つような動きをしたり、頭を後ろにのけぞらせまくったり、音楽に合わせてピタっと止まったりするんだけど、こんなダンスをしてる人いないもん。

氷の上だからね。単なる一歩の進む距離が違うから、完璧に音楽に合わせて動きを止めるのはすごく難しいはずなのに、それやっちゃうんだもん。

ジャンプの次はステップ次はスピン、と要素のつなぎはどうしても何もない間になりがち。その間はなんか適当に手をぶんぶん振っているだけの選手は多い。というかそれが普通だ。でも高橋はどの瞬間もちゃんと踊ってる。ぐにゃぐにゃしながら踊ってる。

「ここでジャンプを何回入れて、ここでスピン、その間はここでこういう動きを」というプログラム作成じゃなくて

高橋は、音楽に合わせたダンスプログラムを作って、その中にジャンプやスピンを導入してるという感じ。多分ジャンプ無しで踊っても普通に見れちゃうのではないかと思う。

贔屓目でもなく、やってることの次元が違うだろうと。
ジャンプの質がどーたら、世界一のステップだとかそんなことより、何もしないでただ滑っているだけの部分がない。どんな間でも踊ってる。ただこれだけのことが心底すっげー!と思う。

織田はまだまだ及ばない。

織田のフリーはチャップリン。
高橋のフリーは、フェリーニの「道」

なんと「道化」というテーマがかぶった。

織田のチャップリンも好きだけど、コミカル+感動的な部分だけではなく、人間の愚かさを皮肉るようなシニカルな部分が欲しいんだよな~。チャップリンの真髄はそこなんだから。そしてチャップリンやるなら、チャップリンステップを完璧にやって欲しかった。今からでも遅くないから、なんちゃってチャップリンは手直ししてほしい。

「周囲から期待された織田信成像を一生懸命やってる若者」からいつ脱皮して、自分の表現したいことを見つけるんだろう。安藤美姫もそうなんだけど。本人の頑張る姿に感動することはあっても、その演技内容には心は動かないんだよね。だから代表演目が思い浮かばない。コーチや振付師から伝えられる説明だけを頼りにして、本人が自発的に作品への掘り下げしてないんちゃうかなーって思う。

で、高橋の「道」

こっちは悲恋のピエロ。全体を通して希望や生きる喜びを表してるように見えるので「道」の死んじゃう方を演じてると思う。綱渡りするところ、花を渡すところ、がっちりとやってみせるので「道」を知らない人でも純朴なピエロをやっているのがわかる。明るいピエロの動きなのにニーノ・ロータの音楽と相まって、切ない雰囲気が終始ただようのが良い。

もう、円熟期ではないとやれないプログラム。しみじみといい。

初期の万全でない頃の転倒しまくりの演技も、内容が悲劇のピエロだけあって、これまた味があってよかったりもした。

中野ゆかりの「ジゼル」もそうなんだけど、技術とか云々の他に心があるんだよね。ただスケートやってるだけじゃない。競技者としてだけじゃなく、表現者として氷の上にいる。

でもって、こういう円熟味は、引退時期がやや見えてくるという年齢的に追い込まれた選手に降りてくる。

織田も真央ちゃんもそういう意味じゃ、まだまだこれから。将来楽しみすぎるわ~

  1. 2009/12/04(金) 20:55:00|
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